遺品整理人および遺品整理士 ブログ

群馬県 4LDK戸建ての遺品整理

 

お客様からのご要望】

持ち帰って使いたいものがあるので

一緒に捜索しながら、家財の撤去をお願いしたい。

依頼者の方は、お亡くなりになられた方の親族で、車で2時間弱かかる遠方にお住まいの方です。

お見積り時に一度、そして作業日に一度、群馬県にお越し頂きました。

自家用車やご自身の力ではどうにもならないとの事で当社にご依頼を頂きました。

  【荷物の量】:2tトラック  3台分と少し 【作業時間】:4日間(4時間) 合計金額(税込):430,000  

【事前に認識された注意点】

貴重品関係のほか、お写真関係は全て残したい。

  【家具家財が多く、貴重品関係も捜索困難な現場】

以前は子供部屋として利用していた部屋も

全体的に家財や衣類が散らかってしまっている状態でした。

一般の方ではご自身で撤去するのに、相当な労力と時間が必要な状態かと思います。

 

【作業の流れは以下のように行いました】

1.撤去せずに残すものに目印と捜索物の最終確認 2.仕分け、整理、梱包、搬出 3.家財撤去後に室内清掃 4.お客様と担当者で作業完了チェック  

家財が散乱している状態でお写真や貴重品が隠れている状態なので、慎重に仕分け・整理を行いました。古い茶封筒の中に大切なお写真があったり、小銭や貴重品も出てきました。お客様にも自由に作業を近くで見ていただいて貴重品以外のお客様が探している家財も一緒に整理させていただきました。当社では、ただ立ち合いだけではなくお客様と一緒に整理・仕分けを行い、お客様方がより安心できるように作業いたします。

 

【作業前と完了後の比較です】

   

遺品整理作業中に鳩の雛を保護しました

少し前のお話になりますが遺品整理の依頼を頂いたお家で作業をしていました。 エアコン取り外しをし室外機をどかすと小さな鳩の雛が2羽いました。 作業が終わるまでに親鳥が迎えに来てくれたら、、、と思っていましたが 戻ってきては何処かへ飛んでいってしまい… 野鳥なので公園にでも置いて行ったほうが良いと思いましたがまだ飛ぶことも出来ず親を呼ぶことしかできない雛たちはこのままでは猫やカラスに殺されてしまうと思い少しの間お世話をすることにしました。 早速どんなものを食べるのか調べていたところ鳩の雛を保護して野生に返した方のブログを見つけ参考にしながら育てていきました。 雛の頃は母親から口移しで食べ物をもらうため パウダーフードを用意しお湯に溶いて注射器であげていきました。 鳥は口の中に餌を入れただけでは食べてくれないらしく 喉のかなり奥まで注射器を差し込みました。 最初の頃は口もなかなか開けてもらえず、このままでは育つ前に死んでしまうと無理やり口を開いてあげていましたが だんだんと餌だということが分かるようになり私たちの声が聞こえるとピーピーと鳴くようにもなってきました。 餌を頑張って食べさせた甲斐もあり少しずつフワフワとした毛が生えてきて 鳩らしい模様もでてきました! 餌をあげるのも大変で餌が体中につきベトベトになってしまったのでお風呂にも入れたりと 愛情たっぷりにお世話をしていきました。 この頃から羽もしっかりしてきて自分でも羽をよく動かすようになってきたので野生にも返すために飛ぶ練習をはじめていきました。 手の上に乗せて低めの位置から離すということを何度も繰り返していき空中で羽を羽ばたかせる感覚を身につけさせました。 最初はただ羽をバタバタとするだけでしたが飛びたがっているようにも見えお手伝いをしながらそっと見守っていました まだ外敵から身を守れる程ではないので倉庫内でのみ放していました。 この頃からは成鳥用の餌をあげ始めがだんだんしっかりとした量も食べられるようになり鳩らしくなってきました。 この頃には私たちにも慣れ寄ってきては足の上に乗ったりと構って欲しそうにしている姿が とても可愛い2羽です(^^) 少しずつ外の世界にも慣れさせていくために昼間のみ外でいる時間を多く取るようにしていきました。 そんな日々を過ごしていると徐々に2羽で外に出て行く日が増え昼間は外に夕方になると戻って来るようになりました 今では朝早めに私たちの所へ来ては餌を沢山食べて次の日の朝まで帰ってこない生活ですが必ず戻ってきて呼ぶと肩や頭に乗ってくるのでお世話をしたことを覚えてくれているようです^ ^ このように帽子の上に乗ってきます! 無事野生に帰れて安心しました♪